*身体論ノート*

自分らしく生きる 身体と心の整理術まとめ

川の源流をみる

ピラティスの効果を得てもらうために大事な事、ピラティスの楽しみ方をお伝えします!

 

今回は「川の源流をみる」ということ。

 

やせたい、痛みをなくしたい、姿勢をよくしたい、疲れないからだになりたい!ピラティスに興味をもつきっかけは人それぞれです。

 

なぜピラティスでそれが改善されるか?をみていきましょう。わかりやすいように、からだの健康を川の水質にたとえてみました。

 

川の河口付近の水が汚れていたら、原因になっている中流、上流の水をきれいにしなければ、また汚れた水が流れ込んできますよね。

 

やせたい、痛みをなくしたい、という「問題」や「悩み」も

、川の河口付近の汚れと捉えてみてください。

 

今までのからだの扱い方、生活習慣の「結果」が、からだに顕在化していると捉えることができます。なので、時間軸は【過去】になります。

 

過去の自分の悪習慣の結果やアクシデントに対してアプローチするのが、治療、マッサージ、リラクゼーションなどです。

 

ピラティスは、からだの扱い方や潜在的に行っている悪い癖、からだの使い方をレッスンのなかで修正していきます。つまり、時間軸は【現在】になります。

 

痛みがでないようなからだの使い方、効率的な動作を学んでいくこと、川の源流の水質をきれいに整えて「結果」を変える。

 

ここをやっているんです。

 

「結果」を出したい、「効果」を感じたいと川の下流ばかりに目を向けていると、ピラティスでやっていること、目指していることとどんどんはなれていきます。

 

「いつか、どこか、誰か」のような【未来】の理想ばかりを追い求め【今】の自分を感じられない、

空虚な時間だけが過ぎてしまいます。

 

今、自分のからだが心地よく動けているのか?

いつもと違うからだの使い方に発見があるのか?

 

川の源流である今、ここの意識を積み重ねていくことがピラティスでやっていることと理解すると、飛躍的にその効果を受け取りやすくなりますよ!