プラットフォーマーとしてのピラティス
上記の記事と重複する内容ですが、コロナ危機により無料オンラインレッスンが増えている今ヨガ・ピラティスを取り入れる格好の機会ですよというお話です。
無意識に選んでいるITプラッフットフォーマー
GAFAとは聞いたことがありますか?
google,Amazon,Facebook,AppleというITを使った各種サービスの共通基盤になる「ITプラットフォーマー」の頭文字をとった言葉です。
現代の生活の中ではほとんどの人がどれかのプラットフォーマーを利用したことがあるでしょう。googleを利用していない方もYahoo、楽天、Amazonなどを利用していれば同じです。
ITプラットフォーマーは無意識的に私たちに浸透し、利用している方が多いと思います。
またそれをご自身でこだわって選んで使っているという方も少ないかもしれません。
気が付いたら一般の方のスマホ、PCの中に浸透してきていて使えば使うほど自分の趣味、趣向を理解し、自分に合った商品や情報を提案してくれる便利なものになっています。
一人に複数アカウントは当たり前
ITプラットフォーマーで考えていくと、googleのアカウントを持ちながらもYahooのアカウントを持つことは可能で、アカウントを作ることでそのサービスを受けることができます。プラットフォーマーは個人の動向や情報自体に価値があるため無料でサービスを提供できるわけです。
何が言いたいかというと、「1つのサービス、プラットフォーマーに決めなくても良い」とうことです。それぞれのプラットフォームを利用してパラレルに情報収集をしてくことが可能で、しかも無料です。
今まではどこかと契約したら月会費が発生して、他とは契約をできない、というような1人1アカウント的な時代だったのが、1人で複数アカウントを操作してもよい、また管理できる能力が付いているといえます。
例えばgoogle,Apple(Android),Facebook.を同時に利用しているというのは、「スマホでFacebookを見てgoogleで検索」をしていれば3つのプラットフォーマーを利用しているということになります。
身体のプラットフォーマーとしてのピラティス
これを身体で考えてみたいと思います。
自分の身体についての情報、趣味趣向、つながりを検索する場合にあなたは何を利用しますか?病院や治療院などは、例えたらPCやスマホというハードが壊れた時の修理窓口だとします。
そうではなくて、プラットフォーマーとは普段使うものです。
病院や治療には毎日行きません。しかしヨガ・ピラティス、その他のボディワークなどを「身体のプラットフォーマー」として日常に複数取り入れても弊害が無い、むしろ取り入れてみてほしいと思います。
そしてITプラットフォーマー同様、「1つに決めなくてよい」という時代なのかもしれません。
googleのシステムもわかり、Yahoo,楽天で買い物をして、Amazonプライムで映画を見る。これは今となっては普通のことに感じられます。
身体で例えたらヨガを実践し、ピラティスで体幹を鍛え、その他のボディワークで気づけなかった緊張に気づく。そうやって自分の身体と心の深い所を知る。
もちろん、一つの道を求道し続けるという美学もあります。しかし、現代では精神論で一生かかっても解決できなかった問題を、ITが1秒かからず解決してしまう時代です。そういった事実も見逃さずに、先人たちが積み重ねた身体と心の知恵に幅広く深く触れる機会があるということも受け入れていいと思います。
なにをやっているかわからなくなるという場合は1つに決めて突き詰めるという方法も良いと思います。
ITが進化してITプラットフォーマーを併用できる脳が発達していると同時に、
身体のプラットフォーマーを併用して身体の知恵を深める人たちも増えていると感じます。
更に時代は変わる。プラットフォーマー無料の時代
そして、ここ数か月で起こったコロナショックにより興味深いことが起こっています。
外出自粛のためにオンラインレッスンやYoutubeでのライブ配信、ヨガ・ピラティス・ボディワークの無料レッスンが増えています。
これはやはりヨガ・ピラティスを実践する人たちの人間性から来ていることと思います。
収益化も見越してのことではあると思いますが、この危機的状況で少しでも社会、世界を元気にする、一人一人の少しの幸せ連鎖を広げたいという行動される先生がほとんどではないでしょうか。私の周りの先生はそんな方ばかりです。
なので怖がらず、、、利用してほしいなと思います。
私もオンライン配信を視野にIT環境準備中です(焦)
是非、ITだけでなく身体のプラットフォーマーをこのタイミングで取り入れてみてほしいと思います。ヨガ・ピラティスこだわらず、なんとなく自分に浸透してきたものからやってみるとよいかもしれません。