営業再開。
6月からスタジオの営業を再開しました。
自粛期間中にはオンラインやYouTubeなどを一通りやらざるを得ない環境になりました。
コロナや緊急事態に影響を受けない働き方を模索しました。
結局形にはならなかったのですが(汗)課題に気づくことができ、また更に学びを深められるきっかけになりました。
特に不特定多数の方が見ることができて、ずっと残ってしまうYouTube。
リアルなレッスンでは「説明」ではなく、「体感」身体で理解ができるような「キューイング」を重視していますが、
YouTubeは相手を見てキューイングをする形ではなく、「説明」が主になります。
そこでの共通認識、共通言語として「解剖学」が重要になってきます。
解剖学の正確な知識とそれをわかりやすく説明ができるスキルというのを改めて必要だと感じました。
リアルなレッスンでは「感覚的」に正しいポジションかどうかを理解して、インストラクターがイメージやタクタイルによって筋の動員を確認することができました。
YouTubeはそれができないので、一方向性のセミナーや養成コースのミニ版のような印象です。
「この骨とこの骨がここでつながって、ここを意識する」
見た人が自分でやってみて再現ができるように作る。
そのためには「感覚的」な誘導のみに頼ってしまうと、AさんにはわかりやすいけどBさんにとってはいまいち理解できない
ということがおこります。
実際のレッスンにも活きる知識になりますし、効果を再現するための再現性を高めるための訓練にもなります。
一番の収穫はその線引き、
リアルなレッスンで大切にすること、オンライン上で大切にすること、それらが明確になると提供の仕方、学び方も明確になってくるような気がします。