*身体論ノート*

自分らしく生きる 身体と心の整理術まとめ

新型コロナ:免疫力強化は必要か!?自分にあったボディワークを取り入れる。

新型コロナウィルスの拡大がニュースで毎日報道されています。

フィットネス業界も休館やサービスの自粛が相次いだり、これから苦戦する状況が目に見えているので、
「免疫力強化!」をうたって販路拡大、新たなビジネスモデルを確立しなくては!そんな発信が目立ちます。(例外でなく私も)

でも、何事も疑って考える癖のある私。
「免疫力を高める!」ってことは本当に必要なのだろうか?と考えてみました。

ジョセフ・ピラティスさんはこう言っています。

ふつうの人は健康について話をしないほうが、健康のためにはよい。健康というのは、そもそも普通の状態であり、それを手に入れるのみならず維持することは私たちの本分なのだ。人間が自然の法則をよく知り、それに従うだけで、世界中の人々が健康になり、”健康の世紀”が実現する。”(ジョセフ・H・ピラティス


まずは過大に報じられる内容に過敏に反応しない。自分の本分を忘れずによく状況を観察する。自分の体調や身体の感覚もよく観察する。

反応的な行動をとってしまわないように気をつけたいです。必要なところに必要な物資が行き届くように。
震災の経験などがあっても、都心にいる私たちはまだまだ学んでいない?ようです。



今日は「免疫力を高める!?」方法であるピラティスをはじめその他のボディーワークを取り入れるメリット、理由を書いた記事を再投稿いたします。

代替医療という言葉は聞いたことがありますか?


アメリカでは補完医療と言われたりするそうですが、

日本では病院で保険適用される「医療」以外のすべてのことをさしています。


病気の予防には3段階あり


一次予防 病気にならないように普段から健康増進に心がけること


二次予防 病気を早期に発見し、早期に治療すること


三次予防 最後まで病気を治療し、機能の維持・回復をはかること


です。


身体に不調が起きた時に、お医者さんに行くのは当たり前ですが、

不調が起こる前に自分の身体を管理する。一次予防の分野は日本では保険適用されていないため、個人の裁量に任されている状態です。


日本の医療は混合医療の禁止(保険適用するなら適用外の医療を行ってはいけない)

という決まりがあり代替医療は医療現場に持ち込めない状態です。


しかし、2025年までに団塊世代が75歳以上の高齢者が後期高齢者となり、 介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念されています。


このような状況の中で代替医療は今後、さらに必要とされてくると思います。


代替医療の種類もたくさん。


代替医療といてってもその種類は数多く、例をあげるだけでも


漢方、鍼灸、気功、アーユルヴェーダチベット医学、カイロプラクティックオステオパシー、クライニオセイクラ


リンパ・ドレナージュ リフレクソロジー タイ古式マッサージ、ロミロミ、

アロマテラピー、ハーブ療法、メディカルアロマ、メディカルハーブ、色彩療法(カラーセラピー)、音楽療法


フェルデンクライス、アレクサンダーテクニーク

ヨーガ、操体法野口整体、野口体操、ロルフィング、ヘラーワーク、ピラティス



など。


たくさありすぎて何がどう身体によいのか?迷ってしまいますよね。


しかし、目的から見たらシンプル。

おのころ心平さん曰く

ameblo.jp


自然治癒力は誰の身体にも備わっています。備わっているだけでは万能というわけではありません。「自然治癒力をタイミングよく発動させる」

自然治癒力をどのように発動させるか、そのスイッチが大事。
それがある人にとっては自然療法、健康食品、カウンセリング、ボディワーク様々な療法はあるけれどすべては自然治癒力へのアプローチ

そして、ある人にとってはそれが現代医学の医療であったりもします。”

自然治癒力は周囲や状況が作り出すものではなく本人が、本人から状況を変えていく力なんだと。


自分の身体が自然治癒力を必要なタイミングで発動させられるように、身体の状態を整えていくことが大切です。

つまり、問題の「免疫力」もすでに人の身体に備わっているものと考えられるのです。
必要なタイミングで必要な免疫力を発動させられるように、身体の状態を整えていくことが大切だということです。

「気づき」の力を高める


筋肉から、嗅覚から、はたまた頭蓋骨から、すべての代替医療は手段が違うだけで、大きな目的が「自然治癒力」へのアプローチであると考えれられます。


身体の動きから働きかける技法をボディーワークといいますが、


ピラティスなどのボディワークは身体機能、身体の構造に働きかけると同時に、

「気づき」の力を高めることができます。


自分自身から状況を変えていく力、身体へ働きかける力を発動させるスイッチを持っておくことは、これからの時代の身体を守るためのスキルになってくるかと思います。


病気になった後にお金と時間を使うのか、
病気になる前にお金と時間を使うのか、

同じお金と時間の使い方でも「健康寿命」には大きな差が生まれていきます。

また免疫力でいえば、外側から取り入れる方法もあるし、自分の身体が持ってる力を発揮するという方法もあるので
双方をうまく使っていきましょうということです。

ぜひ、自分にあったボディワークまたは代替医療を取り入れてみてください。