頭部、頚椎の配置、動き
【ピラティスの基礎】頭部の動きを知ってスマホ首、ストレートネックの悩み解消
頭蓋骨と首の背骨の内観はとても難しいです。
私自身、ラグビーを10年間やっていたため常に衝撃から身を守るため、歯を食いしばる、また精神的なストレスなどから睡眠時の歯ぎしりなどで顎関節が歪んでいます。
こういった不要な緊張から頭部と頚椎のつなぎ目、頚椎1番(環椎)、頚椎2番(軸椎)のうごきは固まってしまい、首と頭がひと塊になってしまい、それより下の頚椎が稼働しすぎてしまい、首、頭部が安定しなくなります。
このように緊張は頚椎を伝って胸椎、上背部まで伝わり肩と頭、首、肩が一体になったような重たい、固く、詰まった上半身になってしまいす。
動画の私自身もまだまだ首、肩の張りがあります。ですので、常にピラティスの動作を行う前や日常生活で目や首の緊張を感じた時に、このエクササイズを行うようにしています。
正しいポジションとしては
■頭部が脊柱の上でバランスを取る状態が保たれる。
■乳様突起と、肩のやや前方が(立位の場合)垂直線上にくること。
■首の後ろ側が伸ばされていて、あごが突き出ていない事。
というように確認します。
呼吸はリラックスして、止めていなければOKです。
ただし姿勢を意識しすぎると背中が緊張してしまいますので、仰向けで背中をリラックスしながら行ってみましょう。
ピラティスのエクササイズは身体の動きの再教育、快適な身体をつくることが目的となっているため、ピラティスを行っていて首が痛いなど問題を感じる場合は、普段から頭の重さを背骨が支えられていない可能性があります。
頭蓋骨と頚椎のつながりから動くことで余計な負担なく、ピラティスのエクササイズ=日常の身体の動き上手く行っていけるようになります。