自分を「観る」
ピラティスの効果を最大限にするピラティスの楽しみかたをお伝えします。
今回は「自分のからだを観る」こと。「見る」でなくで、「観る」ここがポイントです!
「見る」ってのは目で見るってことで、自分の目や鏡を通して自分の姿を見ていることです。
対して「観る」というのは目や鏡にうつらない、からだの内側の感覚や動きを観察するということです。
ここが非常に重要です!
今まで生きてきて、社会やストレスのなかで自分をみつめる時間、感じる時間をどれだけもってきましたか!?
そんな瞬間が幸せで心地よいのに、ほとんどの人があまりにもやってこなかったことです。
鏡の前で外見を気にして、体重計にのって自己批判するような「見る」とはワケが違います。
自分の内側の感覚とコネクトして、意識と動きが一致する瞬間。心地よさと、つながりと、感動と、人体の美しさを感じます。
それは、自分のからだの日々の変化に気づく力つまり、養生につながります。
これからの社会で最も重要なことです。
ピラティスのレッスンの中でどれだけ自分の内側を観ている時間がありますか?
鏡で自分の姿を見る、インストラクターの動きを見る、
周りの人の動きを見る、オンラインレッスンの画面を見る時間になっていませんか?こんな方は
発見がない
受け取れない
インストラクターの真似、振り付けが正しい
できる、できないに執着
力の我慢大会
人と比べる(自分とも比べる)
といった傾向になりがちです。
自分を「観る」ことができているときは
発見があり、それ自体が楽しい
感覚を受け取れる
自分が自分の身体をどう扱っているか?
自分の身体とともにある、つながっている感じ
人や自分と比べない
という状態になります。
はじめからこれを意識して行うというよりも、ピラティスをしていくと自然とそうなるのが正しいピラティスです。
環境や相性によっては長年「見る」ピラティスをやってしまうかたも少なくありません。それはインストラクターの責任でもあります。
だから、間違って続けてしまう前に伝えてその瞬間を共有したいと思います。
ピラティスで自分の内側を「観る」方法を学んでいきましょう!